ガスによる中毒死や酸欠死

ガスを充満させる必要がありますが、それには密閉した空間が必要です。(当たり前ですね)
例えば、家とか車とか。家だとガスが漏れないように目張りするのが大変です。特に古い家だと、

窓の隙間があったり、天井にわずかな穴があったりすると、そこからガスが漏れて、

死ねないケースがあります。

なお、最近の都市ガスは有毒ではないので、ガスを吸っただけでは死ねません。
ガスが充満し、酸素が薄くなってから、酸欠状態になり、それにより、酸欠死に陥ります。

もちろん、そうなるまでの時間がかなりかかりますので、都市ガスを使用する場合は、

それなりの覚悟が必要となります。
 

車による排気ガスの吸引や車内で練炭を炊くことによる、酸欠死について。

これも車の目張りが必要です。家を目張りすることに比べれば、まだ楽なんでしょうが。
ただ、酸欠死に陥るまでには時間がかかりますし、苦しいです。

それに、自家用車なら廃車にすればよいのでしょうが、レンタカーの場合、

レンタカー会社から多額の請求が遺族へいきます。レンタカー会社は、

車の費用だけでなく、一定期間、事業が行えないことに対する補償金の請求もあり、

かなりの高額となります。
それに、車でいける場所は、人通りが多いこともあり、目張りをしている際に、

見つかって止められるケースもあります。

 

睡眠薬を併用して自殺するケースもありますが、それには、睡眠薬に対する知識と、

睡眠薬の入手が必要です。中途半端な知識と薬で試すと、

酸欠死する前に目が覚め、苦しくなって、車のドアを開けて自殺をやめてしまう場合があります。

ただ、酸欠状態が長く続くと脳にダメージがあり、深刻な後遺症が残る可能性が大きいです。